ビジネスの基本

ビジネスの世界で共通して言える重要な原則

こんにちは、たかあきです。

今回は、ストック型ビジネスモデルのお話をしようと思います。

ストック型ビジネスモデルってなに?

美容室に限らず、ビジネスの世界で共通して言える重要な原則は、

「顧客との取引を1回で終わらせずに繰り返し継続すること」

です。

なぜ取引を繰り返し継続したほうが良いのか?

理由は2つあります。

・取引が継続すれば新規顧客の開拓コストが下がり、人員を効率的に配置できる

・安定した取引を行えれば将来のキャッシュインフローが望めるため、継続的な投資が可能になる

ビジネスは、ゴーイング・コンサーン(ビジネスの継続性)を大前提とするため、リピーターは非常に重要な存在となるのです。

なぜストック型ビジネスがリピーターを生むのか

ビジネスには大きくわけて二種類のビジネスモデルがあります。

フロー型ビジネスモデルストック型ビジネスモデルです。

フロー型ビジネスモデルの定義

顧客との商取引が1回で完了してしまい、次の収入を得るために新規顧客開拓が必要なビジネスモデル。

代表例

・スマートフォン本体の販売

・不動産(土地/建物)の販売や仲介

・HP制作

・車の販売

・司法書士事務所による会社設立登記

ストック型ビジネスモデルの定義

継続して収入が上がるためリピーターが存在し、新しい顧客を取り込めば顧客が増えるビジネスモデル。

代表例

・Wi-Fi 回線の一定期間契約

・不動産(土地/建物)の管理業務

・HPの更新サポートや広告代行

・車のメンテナンス業

・税理士事務所の顧問契約

ストック型とフロー型モデルの比較

フロー型ビジネスモデルは売上が大きく、一回の取引で得られる収入が大きくなります。

これに対して、ストック型のビジネスモデルは、一回の取引で得られる収入は比較的小さくなります。

目先の大きな利益を得ることを考えた場合、フロー型ビジネスモデルは非常に有利です。

ですが、リピーターを獲得して、安定した事業の継続性を望むのであればストック型ビジネスモデルを選びましょう。

 

フロー型ビジネスモデルは、確かに業績が上り調子の時は非常に良いビジネスモデルですが、一旦売上が落ち込むと回復させるのが非常に難しいです。

フロー型ビジネスモデルは、新規顧客を常に開拓しなければ売上はゼロです。

そのため、人員を増やさなければ売上が拡大しにくいです。

対してストック型ビジネスモデルは、継続的に料金をお支払いいただけるリピーターが存在するため、ベースとなる売上が予想しやすいです。

顧客の増加に合わせて必要最低限の人員を補給することもできます。

また、客観的な売上予測が立てられるので、借り入れや出資を行う側に対しても合理的な説明がしやすくなります。

 

経営者にとって、イメージしやすいストック型ビジネスモデルの典型例は、税理士事務所や社会保険労務士事務所です。

顧問契約の形態にもよるのですが、一般的に月額一定額を顧問料として支払います。

毎月、顧問先から一定額の顧問料を受け取るビジネスモデルとなっています。

顧問契約解消というような例外的なことがなければ、長期にわたり安定的な売 り上げが発生する最強のストック型ビジネスモデルの1つと言えます。

ストック型ビジネスモデルにも弱点はある

フロー型ビジネスモデルがまるで駄目なように感じますが、そんなことはありません。

フロー型ビジネスモデルを行っている企業でも、ストック型ビジネスモデルを併せて行うことは可能ですし、珍しいことでもありません。

例えば、

・携帯電話本体に加えて Wi-Fi回線をセット販売する

・販売した不動産(土地/建物)の管理業務も並行して行う

・HP 制作会社が月々の更新サポートを行う

・車の販売に加えてメンテナンス業務も行う

といったケースです。

フロー型ビジネスをベースにストック型ビジネスも提供することで、より付加価値の高いビジネスモデルとなります。

またストック型ビジネスモデルにも弱点はあります。

顧客が、何らかの理由でサービスに魅力を感じなくなった時に、他社がより良いサービスを供給していれば、顧客は一気に離れていく可能性が高くなります。

ストック型ビジネスモデルであっても、商品・サービスの品質は常に向上させ続けることは必須です。

たとえストック型ビジネスモデルを展開していたとしても、常に進化が必要な点はフロー型ビジネスモデルと何も変わらないことを念頭において下さいね。