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14-1はシンプルで奥の深いゲームが魅力

入門ゲームにしてビリヤードマスターの証でもあるゲーム

14-1は、ルールがとてもシンプルで、初めてキューを握る人でも楽しく遊べるゲームです。

にも関わらず、実は奥が深く、ハイレベルの闘いになるとビリヤードマスターの称号をかけた競技になるのが面白いところでしょう。

一言で言えば、何でも良いので的球をポケットに落とし続ければ良いだけです。

最初に当てなければいけないボールもなく、自分のグループボールもなく、どの的球を狙っても良いですし、とにかくシュートを成功させればOKです。

それなら簡単だと誰もが思いますし、実際に簡単で爽快です。

でもこのシンプルなルールの本質は、ポケットビリヤードの技術と知識、戦略を駆使して挑むべき高い壁であり、それこそが最高に魅力的とも言えます。

14-1の基本ルールを覚えよう

14-1は冒頭でも書いたように、とても簡単なゲームです。

使うのは1~15番までのボールで、どのボールも的球はすべて1個1点です。

オープニングラックでは頂点に15番のボールを置き、底辺の両端に1番と5番を置いたピラミッド型にします。

1番と5番の左右はどちらでも構いませんし、他のボールも全部好きに並べてOKです。

後はブレイクショットからどんどんポケットして行きますが、一つだけ大事なルールがあります。

それはすべてのプレイでシュートする的球と入れるポケットを指定することです。

これをビリヤードでコールショットと言いますが、何番のボールをどこにポケットすると宣言しなければならず、それを実現し続ける限りプレイを続行できます。

これは技術面はもとより、なかなか心理的ハードルも高いですよね。

14-1のゲームの流れとポイントを解説!

前述の通り1個1点ですから、15個全部ポケットすれば15点です。

ゲームの前にあらかじめ点数を決めておき、先にそこに到達した人が勝利者となります。

たとえば50点先取や100点先取と決めておいて、その後先攻後攻を決めてゲームスタートとなります。

ここでポイントですが、14-1ではブレイクショットも含めてすべてがコールショットです。

でもブレイクショットで何番のボールをポケットするか、わかって実行できる人はそうそういませんよね。

だから14-1では後攻のほうが有利になるケースがほとんどです。

9ボールではブレイクショットで9番を落とせる確率があるので絶対的に先攻有利ですが、14-1は違うということですね。

ほとんどの場合、ブレイクショットではセーフティを選択することになり、交代しながらゲームを進め、シュート可能な場になったらポケットを開始するのが一般的です。

そこからはとにかく連続してシュートを成功させることが重要です。

テーブル上に的球が1つだけになった時点で、他の14個であらためてラックを組んで、14個目をポケットしたプレイヤーが次の目に進みます。

この時に組むラックは頂点がない形のピラミッドになり、番号の位置はすべて自由です。

これを繰り返し、先に決めた点数に到達したプレイヤーが勝利となります。

ブレイクショットからセーフティでチャンスを窺う

14-1はコールショットですから、ブレイクショットからしばらくはセーフティを選択するのが一般的です。

リヤードのセーフティというのは、シュートが難しい場合やポジションが取れる見込みがない場合などに選択する守備ショットです。

点は取れないし相手に権利は移動するけれど、コントロールして相手がすごく打ちにくい場所にショットするのがセオリーです。

的球の裏に隠したりして相手にプレイをしにくくさせて、ファウルを誘発するのが目的です。

もちろんそんないじわるはせずに、ファウルにならないようターンを放棄するのにも使います。

14-1はとにかくポケットのチャンスを窺いながら、相手のミスを誘発しつつ、セーフティを繰り返しながら虎視眈々と狙うというのも一つのゲームスタイルです。

ただし、14-1のブレイクショットはセーフティコールをしても手球と2個以上の的球がクッションに当たらないとファウル扱いになってしまいます。

いきなり減点するわけにはいきませんので、効果的かつファウルにならない攻めのセーフティショットが必要です。

競技の観戦で14-1が人気なのは、プレイヤーがお互いどこで仕掛けるか、ショットにどんな意図があるのか戦略的な見方ができるからでしょう。

過去の歴戦でも、見ごたえのあるゲームがとても多いですよ。