ビリヤードといえばナインボール
ビリヤードのことはよく知らないけれど、ナインボールというプレイをするのでしょうという人は多いのではないでしょうか。
これには、ポール・ニューマン主演映画「ハスラー」の続編として作られた、同じくポール・ニューマンとトム・クルーズ共演の「ハスラー2」で二人がナインボールを行っており、ビリヤード=ナインボールというイメージを持った人が多かったからと推測されます。
そのため、日本で見かけるビリヤード台のほとんどはポケットがあるポケット・ビリヤード台となっており、台にはカラーボールと白の手玉が置かれていることでしょう。
ビリヤードにはいくつかプレイスタイルがありますので、それぞれのプレイのルールと方法を知らなければなりませんが、実はかなり高度な技術を要するのがナインボールなのです。
映画が大ヒットしたのは、難しいナインボールで白熱した戦いを演じたからこそと言えます。
初心者はエイトボールがおすすめ
初心者がいきなりナインボールをするのはハードルが高すぎますので、エイトボールがおすすめです。
ナインボールと同じく1番から15番までのカラーボールをテーブル中央のラックに、1~7番までのローボールと8番から15番までのハイボールで組みます。
組み方には決まりがありますので、この点もしっかり知っておくことが大切です。
たいてい2人のプレイヤーで対戦するため、順番を決めたら、先にプレイする人が白い手玉を使ってブレイクショットを行います。
15個のカラーボールに、キューで突かれた白い手玉が当たって一斉に散らばるという、まさにビリヤードの最大の見せ場です。
初心者にナインボールが難しく、エイトボールの方がおすすめの理由は、最初のブレイクショットにあります。
ナインボールは必ず1番のカラーボールに当てないといけないのに対し、エイトボールは8番を除くどのカラーボールに当てても良いからです。
プレイヤーが交代した場合や、ミスをせずそのまま続ける場合も、ナインボールでは常に一番小さな数字のカラーボールに手玉を当てていかなければなりませんが、エイトボールならとにかく8番だけを落とさないようにすれば、何番のカラーボールに当てても良いところが、初心者向けの一番の理由です。
最後はエイトボールを狙う
ナインボール、エイトボールともに、最後はそれぞれ9番、8番のカラーボールを先に落としたプレイヤーの勝ちとなります。
つまり、どちらも最後に決められた番号のボールを残し、それをどちらが先にポケットに落とすかを競うわけですが、最後に残すまでの経過がより簡単なのがエイトボールであることは、よくお判りいただけたことでしょう。
どれを狙ってもいいエイトボールでは、確実にポケットに落とせるカラーボールを狙えば良いので、ミスさえしなければ交代することなくショットし続けられます。
一方のナインボールは、もっとも小さい数字から落としていかなければならないので、散らばったカラーボールと手玉の位置によっては、非常に難しい状況になることもしばしばです。
それゆえに、まるで神業とも思えるようなショットが見られるのがナインボールの醍醐味と言えますが、初心者にはとてもできませんので、ナインボールの雰囲気を味わいながらも、より簡単にプレイできるエイトボールがおすすめなのです。
エイトボールの魅力とは
ビリヤードといえばナインボールとばかりに、ルールを頭に入れてとりかかったはいいけれど、どう頑張っても手玉を当てることができないという状況が生まれてくるでしょう。
そうなると、初心者ではゲームそのものが続行できなくなり、仕方なくプレイをやり直すことになってしまいます。
その点、エイトボールは8番以外ならどれを落としても良いというルール自体がわかりやすく、とにかく手玉をどれにでも当てて落とし、最後に8番を残したら、どちらが早く落とすかという勝負になり、途中でプレイが途切れることがないことから、ストレスなく楽しめます。
ファウルでプレイヤーが交代しながらも、初心者同士であっても最後までプレイを続けられるところが、エイトボールの最大の魅力です。
エイトボールが上手くなってきたら、いつかはナインボールをという目標を持つことが出来るのも、魅力のひとつと言えるでしょう。
まずは最後までゲームを続けられるエイトボールから始めることが、ビリヤードを楽しみながら続ける秘訣でもあります。